高校生くらいの頃から、顔に大量の汗をかくことで悩んできました。
顔汗というと、高温多湿の夏にかくことが多いイメージがあることでしょう。
しかし、私の場合、気温が別段暑くなくても大量に顔から汗をかいてしまうのです。
特に会議など緊張するシーンで顔から汗がしたたり落ちることが多く、かなり恥ずかしい思いをしていたのです。
他人から不潔な印象を持たれたくなかったので、何とかしようとクリニックに相談することにしました。
お医者さんからは、多汗症の可能性が高いと言われました。
色々な治療方法を提案してくれましたが、私はボトックス注射を行うことにしたのです。
このボトックス注射とは、ボツリヌス菌毒素を無毒化した薬剤を顔に注入するものです。
そもそもボトックスには、アセチルコリンという物質が神経から分泌されるのを抑える働きがあります。
アセチルコリンは発汗を促す機能があることから、ボトックス注射を行うことで過剰に顔から汗が分泌されなくなると説明されました。
施術後、数日で効果を感じることができると聞き、夏の間だけ顔汗を減らすためにすぐにやってもらいました。
おかげで、以前と比べて夏の期間は全く汗に悩まされることなく、快適に過ごすことができて嬉しかったです。