
顔の多汗症は体の一部でたくさん汗をかくよりも厄介です。
顔は人に一番見られる部位であり、顔汗をかいていると清潔感がなく見られます。
中にはとても優しい人が具合が悪いのかと心配してくれることもあり、優しさをお節介に捉えるほど卑屈になってしまうこともしばしばです。
夏にたくさん汗をかくのは普通のことなので、気温や湿度の高い日は多汗症がそれほど気になりません。
自分の周りの人も同じように汗をかく安心感があります。
過度に気にしすぎてしまうのが冬で、精神的発汗により顔汗はさらにひどくなります。
自分は多汗症の治療を行う必要があると考え、近所の皮膚科に相談に行きました。
汗腺をレーザーで破壊して汗をかきにくくするといった治療法を聞いたことをありました。
しかしその皮膚科の先生はまずは漢方薬を服用してみることを提案しました。
漢方薬にも多汗症を改善する種類があり、今はそれで普通の人のように振る舞えています。
一度汗をかいてしまうと人より汗っかきですが、冬場に意味もなく顔汗が出ることはなくなりました。
しかし毎日漢方薬を飲むのは正直面倒なので、この生活が続けられそうになくなったらレーザー治療など根本的な治療法を選ぶ可能性はあります。